【3級ガソリン解説】令和7年度第1回 [問題2 エンジンの構成部品]実施日:令和7年10月5日
分かりやすくお伝えするため、要約により構成しています。
覚えやすさを優先しているため、独自の解釈があったり言葉足らずの部分もあるかと思いますが、試験に合格することを第一の目標としているためご理解ください。
正式な試験問題と解答は、日本自動車整備振興会連合会のホームぺージよりご確認ください。
【問題】
インテーク・マニホールド、エキゾースト・マニホールドに関する問題です。
正しい記述を選択します。
(1)エキマニの取り付け位置に関する記述
(2)エキマニの構造に関する記述
(3)インマニ構造の工夫に関する記述
(4)インマニの材質に関する記述

【体積効率】
吸入した混合気を100%シリンダへ送ることができれば、体積効率は1となりますが、実際のエンジンではスロットル・バルブ、インテーク・バルブによる抵抗や、インテーク・マニホールドの形状(カーブがきついと抵抗多い)により、体積効率は0.8程度です。
その体積効率を上げるために、インテーク・マニホールドの形状を見直したり、吸気ポートを研磨したりと、吸気抵抗を減らす工夫がされています。
(1)について
インテーク・マニホールドやエキゾースト・マニホールドは、インテーク・バルブやエキゾースト・バルブのあるシリンダ・ヘッドに取り付きます。
(2)について
サージ・タンクとは空気を溜めておく場所のことで、吸入した空気を一時的に蓄えておき、各シリンダへ均等に分配するために設けられています。
そのため、サージ・タンクはインテーク・マニホールドと一体になっているものがあります。
(3)について
吸気抵抗を下げることで混合気がスムーズに流れるようになり、各シリンダの体積効率を上げることができます。
(4)について
エキゾースト・マニホールドと比較して低温であるインテーク・マニホールドには、アルミニウム合金のほかに、軽量な樹脂製のものも使われています。
【正解】(4)
吸気抵抗を減らす(体積効率を上げる)ということ一つをとっても、可変吸気のマニホールドやスロットル・バルブを廃止したバルブ・マチック、ターボ・チャージャなど、多くの装置があります。
整備をしていく中で、この装置の目的なに?ということが多く出てくると思います。
問題に出た吸気抵抗や体積効率の理解によって、新しい装置や新機構の早期理解が期待でき、その結果、車全体の理解度向上へとつながっていきます。
