【2級ガソリン】令和7年度第1回 実施日:令和7年10月5日 No.4
分かりやすくお伝えするため、要約により構成しています。
覚えやすさを優先しているため、独自の解釈があったり言葉足らずの部分もあるかと思いますが、試験に合格することを第一の目標としているためご理解ください。
正式な試験問題と解答は、日本自動車整備振興会連合会のホームぺージよりご確認ください。
【問題】
スロットル・ポジション・センサについての問題です。
間違っている記述を選択します。
(1)取り付け位置に関する記述
(2)検出方法に関する記述
(3)検出特性に関する記述
(4)制御に関する記述
【解説】
(1)について
スロットル・ポジション・センサとは、スロットル・バルブがどのくらい開いているのか、つまりスロットル・バルブの現在位置を検出するセンサです。
そのため、スロットル・バルブの同軸上に取り付いています。

上図は、アクセル・ペダルを踏んでからスロットル・バルブを開くまでの間略図です。
- アクセル・ペダルの踏み込み量を、アクセル・ペダルに取り付いているアクセル・ポジション・センサで検出。
- エンジン・コントロール・ユニット(以下ECU)に送信。
- ECUは、その信号をもとにスロットル・バルブを動かすためのモータへ駆動信号を送る。
- スロットル・バルブが開き、開き量をスロットル・ポジション・センサが検出。
スロットル・ポジション・センサとアクセル・ポジション・センサを勘違いしないよう注意。
(2)、(3)について
スロットル・ポジション・センサやアクセル・ポジション・センサには、ホール素子式のセンサが使われています。

ホール素子式は、上図のような“ホール効果”と呼ばれる現象を利用したものです。
電流の流れ方が変わり、その変化を電圧に変換することで、バルブの現在位置やペダルの踏み込み量を検出しています。
磁束密度が大きくなると、発生起電力は大きくなります。
大きい=大きいで覚えましょう。
(4)について
スロットル・バルブの現在位置は、とても重要な信号です。
燃料噴射量、点火時期、アイドル回転速度など様々な制御に使われます。
【正解】(4)
国産車のホール素子センサの耐久性はとても高く、センサ単体が故障することはあまり多くありません。
アイドリングや発進時にエンジン不調やがあるときに、アクセル・ポジションやスロットル・ポジションのセンサを疑いがちですが、原因は“スロットル・バルブのカーボン堆積による汚れ”であることが非常に多いです。
その場合は、スロットル・バルブをパーツ・クリーナーなどで清掃することで改善します。(清掃後に学習操作が必要になる場合あり)
