【2級ガソリン解説】令和7年度第1回 [問題30 SRSエア・バッグ]実施日:令和7年10月5日
分かりやすくお伝えするため、要約により構成しています。
覚えやすさを優先しているため、独自の解釈があったり言葉足らずの部分もあるかと思いますが、試験に合格することを第一の目標としているためご理解ください。
正式な試験問題と解答は、日本自動車整備振興会連合会のホームぺージよりご確認ください。
【問題】
SRSエア・バッグについての問題です。
間違っている記述を選択します。
(1)交換時の注意に関する記述
(2)作動条件に関する記述
(3)ECUに内蔵されているセンサに関する記述
(4)点検時の注意に関する記述
(1)について
エア・バッグ交換時は、作動の信頼性を確保するため、必ず新品を使用します。
(2)について
車両へ規定値以上の衝撃が加わったときに作動する装置です。
(3)について
ECUは、衝撃を検知するGセンサと判断/セーフィング・センサを内蔵しており、そのほか車両には、複数の衝撃(インパクト)センサが取り付けられています。
(4)について
エア・バッグを構成している部品の抵抗点検は厳禁です。
抵抗の点検は、テスタ内部の乾電池から測定物に電気を流しています。
わずかではありますが、エア・バッグの部品に電気が流れると誤作動するおそれがあるため、抵抗点検はNGとなっています。
【正解】(4)
エア・バッグのトラブルで多いのは、スパイラル・ケーブルの断線です。
ハンドルを回しても配線が切れないよう、ハンドル部分に仕込まれたケーブルですが、経年劣化などにより断線することがあります。
断線したことによりダイアグノーシス・コードを記憶しますが、コードの内容は『運転席エア・バッグ系統』と表示されます。
ここで、運転席のエア・バッグ本体を交換しても不具合は治りません。
ECU~運転席エア・バッグ間の配線を点検することが必要です。
また、クラクションが鳴らないという症状がくっついて出ることもあるため、エア・バッグのトラブルのときは鳴らしてみてください。
