【革靴は時短になる?】オールデン タンカーブーツ10年愛用者が語るメリットと手入れの真実
“革製品は手間がかかる” こう思っている人は多いのではないでしょうか。
私もそう思っていました。
しかし、今はこう思っています。
“多少の手間はあるけど、全体的には時短になっている”
手間のかかる革製品が、なぜ時短につながるのか?実際に使ってみて感じたその理由をまとめました。
革製品に興味はあるけど、手間がかかりそうで二の足を踏んでいる人、また、時間が欲しい人は、ぜひ読んでみてください!
ぼくの愛靴「オールデン タンカーブーツ 45407H」
10年前に出会った革靴
Alden(オールデン)公式サイト

私の愛靴、オールデン タンカーブーツ 45407H。
色はダークブラウンで、10年以上大切に履いています。
購入した当時は、“定期的にかっこいいと思う靴を探しては複数のものを比較し、現物を見に行ったり、予算に合うものをいくつかの選択肢の中から選んでいく”。これを繰り返していました。
それが “この一足” というものが見つかってからは、それらをやることがなくなりました。
もう探す必要がないのです。
“探すことが楽しいんじゃないか” という声はあると思いますが、面倒くさがりの私にとって長持ちするお気に入りの靴を使っていく最大のメリットはこれでした。
革の手入れは大変?
- 履くたびに馬毛ブラシでほこりや汚れを取る
- 定期的に栄養クリームを塗り込む
- 定期的に靴の色に合わせたシュークリームを塗り込む
- つま先とヒールカーブをポリッシュで光らせる
- 時々コバに色をのせる

色々とやることがありますよね!
タンカーブーツを買う前のことです。
革靴の手入れは大変だと思っていました。昔から仕事で使う牛革の靴の手入れをしていたからです。
いささか面倒ではありますが、使いっぱなしの状態では履けません。
手入れのされていない足元では、性格さえも見透かされてしまいます。
そんな革靴だからこそ、愛着が出て大切にしていく意識も芽生えますが、プライベート用の靴となると、なかなかに面倒な話になります。
そのため昔から、プライベートの靴はこまめな手入れを必要としないものを選ぶ傾向がありました。
靴選びに費やしていた “時間” と “お金”
プライベートとはいえ、何も気を遣うことのない友人との遊び、オシャレに決めたいデート、カジュアルだけど多少のドレスコードが必要なシーンなど幅広いパターンがあります。
年齢を重ねるとともにどんな靴を選べばいいのか、非常に時間を使う悩みでした。
当時は、動きやすいスニーカー、革製のスニーカー、スウェードの落ち着いた靴、少しゴツめのブーツなど、様々なタイプをシーンに合わせて履き替えていました。
それぞれの靴たちにはそれなりに満足していましたが、完全な満足感は得られていないことから、定期的に「他になにか良い靴ないかな?」と探してしまいます。
時には衝動買いをした結果、あまり履くことのなかった靴もあったりと、時間だけでなくお金も無駄になり、靴にも申し訳ないという想いがありました。
圧倒的なパンツとの相性で「時短」を実現!
この靴は先にあるような複数のシーン、どれであってもハマります。

まさにオールインワンです!
デニムやスラックスなど、普段使いするパンツであれば問題なく馴染んでくれ、その時々で服と靴を合わせにいく手間は完全になくなりました。
《スラックス》

《空色デニム》

《ネイビーデニム》

ただし重量のある革靴なので、子どもと公園に行くときなどの体をハードに動かすときには不向きです。
元々、夏は暑いのでもっぱらスポサンを履いているのですが、それ以外の季節で子ども絡みのときにはスニーカーを履いています。
さすがに “すべてこの一足で” とはいきませんが、靴の選択肢が絞られることで悩んでいた時間がなくなり、服や靴合わせがとてもシンプルになったことは事実です。
10年愛用者が語る!オールデン タンカーブーツの魅力と手入れのコツ
靴全体の構成
この靴は “クロムエクセルレザー” で作られています。クロムエクセルレザーとは、油分を大量に含んだ革です。
ソールは “プランテーションクレープソール” という柔らかい天然ゴム製。
歩き疲れや立ち疲れが大幅に軽減されます。

さらに、ソールのつま先部に革を張りつけることで耐久性が高められ、ゴムだけとは一味違った歩き心地にもなっています。
サイズ感やサイズによる見た目
サイズは8D(26.0cm相当)。
普段履きのスニーカーは27cmと、足に対して少し大きめを履いていますが、ランニングシューズなどのしっかりフィットさせたい靴は26cmを履いています。
ブーツなので少し大きめが良いかと思っていましたが、外観の作りがゴツいため8Dでも靴が小さく見えることはありません。
年数によるサイズ感の変化もとくに感じませんでした。
お手入れについて:これまでの革靴との比較
油分が多い革ということで、ほこり汚れがつきやすいです。
そのため、履いたあとは “馬毛ブラシ” で軽く全体の汚れを落とします。
少し雨に降られる程度なら大丈夫。
早めに拭き取るようにはしていますが、これまで目立つシミになることはありませんでした。高級革靴に使われる希少革「コードバン」と比較すると圧倒的に使いやすいです。
そして、定期的な栄養クリームの塗り込み。
ウエスでゴシゴシは必要ありません。
直接手で塗り込み、グローブクロスで優しくなでていくとツヤツヤになります。


普段はブラシのみ。数回履いたら栄養クリームを塗っています!
ビジネス用の革靴は、シュークリームを塗り豚毛ブラシでゴシゴシゴシゴシ。
その後、ポリッシャーで光らせます。
その手間を考えると、クロムエクセルは断然ラクです!
クロムエクセルレザーの強みと各部の耐久性
靴を購入するときに「クロムエクセルは、普段使いの手入れがとにかく簡単」「革だけど、ハードに動く作業をする人が一日履いても疲れず、かつ丈夫であることを考えて作られたものだから、そんなに気を遣わなくていいんですよ」と靴屋さんから聞いていたのですが、10年経って思います。
本当にそのとおり。
ソールの擦り減りについては、全体的な擦れはありますが、まだまだ張り替えはしなくていいレベル。ソールの張り替え(オールソール)費用は、購入時に聞いたところだと「約2万円」とのことでした。
それから、保管時にマストで必要な “シューツリー” 。
足の形の木型を入れておくことで型崩れを防ぎます。
これは、靴に合わせたハイカット用もあるので予算に応じて。
ぼくは当時ケチってハイカット用を買わず、現在もそのときのものを使っています。
ローとハイで7,000円ほどの金額差があったと思いますが、できれば形に沿ったハイカット用が良いでしょう。

最後に耐久性。
スニーカー、スポサンを併用で使っているので、履く頻度は “たまに” 程度ですが、購入時の店員さんが「そんなにすぐ傷むものではないですよ」と言うとおり、コスト面で負担に感じるほどではないと思います。
唯一のウィークポイントと「見えないデメリット」
〇〇が大変
良いところばかりを書いてきましたが、ウィークポイントが一つだけ。
それは、“靴の脱ぎ履きが大変”なところです。
ぼくはブーツに対しての知識が乏しいので、ひょっとするとこのタイプの靴では当たり前なのかもしれません。
靴ひもが途中(約半分)までは穴をとおしてあるのですが、後半部分は金属のツメに引っかけるようになっています。

これにより、脱ぐときは一旦ツメのところのひもをすべて(上図 左)外す必要があります。
履くときも同じくです。
“オシャレ”な造りですが、靴を脱ぐお店に出入りするときに連れの人から一歩遅れることは必至です。
まとめ:良いことの方が多い
そうはいっても、良いところのほうが優勢です。
- パンツとの相性がすごく良い
- 多様なシーンに対応
- お手入れ簡単
- 長持ち
そして最も伝えたいことは、長く使える良いものを手に入れたおかげで、代わりのものを探す手間がなくなり、そこに消費していた時間がまるまる浮いたことです。
“歳をとったら、良いものを長く使う方が良い” と聞いたことがありましたが、個人的に一番メリットを感じたのは “時間” でした。
時間は有限。やりたいことをやるには時間配分が重要です。
今回の視点から、時間を確保してみるのはどうでしょうか?
